そういえば、最初は対抗呪文される側だったな・・・~そのいち!!~
2010年2月12日 その他いきなりですが思うところがあったんで軽くMTG半生を綴ります。
年齢がばれたり、特定されたりするかもしれませんがスルーで。
一番初めに買ったパックはウルザズ・サーガだった。
確かその時は未だ幼稚園位で、親に1パック買って貰ったのを覚えている。
レアは覚えていないが、目録と巻き直しと通電式キーが入っていた。
いや、通電式キーがレアだったか?
その後に三国志を買って貰い、ルールが分からずに遊んでいたが、周りにやっている奴が居なかったので一時的に止める。
この時はデッキ等も作らずどちらかと言うと集めるのに嵌っていた。
これがMTGとの出会いである。
次に出会ったのは第7版。
コロコロコミックに連載されていた「デュエル・マスターズ」が事の発端だった。
その頃の親友であったS君と金を出し合い入門セットを買った。
当時、勝舞くんに憧れていた私は迷わず赤緑の「ゴールド・プレイヤー」を選んだ。
ルールが分からず、熊が焼かれたことと、たまに生きることだけを知り、その後デュエル。
相変わらずルールが分からなかったが、復讐と大ダコが強かった。
ルールブックのように何度も熊が死んだ。使えん。
取り敢えず、その日は何度かやってお互いにルールを覚えようって事でお開きになった。
因みにその時には対抗呪文を使われなかった。
そしてお互い少し慣れ始めてデッキが60枚になった所でSが自信満々で挑んできた。
因みに俺のデッキは赤緑でマナ加速してブーンってデッキで、Sはその時プロテクションにのめり込んでいたので良く分からないプロテクションデッキだった。
…デュエル!!―――
何かその一言が格好良かったんで、叫んだ。
案の定、親に怒られた。
前半はマナ加速しつつ俺のクリーチャー軍がSを攻める。
当時、神の怒りなんて持っていなかったからSは相当大変だっただろう。
白の回復呪文を使われ後半戦にもつれ込む。
程好く溜まった土地と手札を持つS。
土地は肥沃しているが手札が枯渇している俺。
攻めるしかない俺は全てを攻撃にまわす。
立ち塞がるクリーチャー。
Sが笑う。
あれは―――避難か!!
プロテクションを付加され一方的に沈む俺のクリーチャー。
しかし、やられたのは一匹。
恐れることはない…数では俺が上回っている。
Sにターンを渡す。
Sは六つ土地をタップした―――。
Sは笑っている。
Sはプロテクションに嵌っている―――。
Sは嗤っている。
Sのデッキは白である―――。
Sは哂っている。
Sは白の伝説のピット・ファイターを出した。
Sはワラッテイル。
獅子面のタイタン、ジャレス―――6マナ4/7ブロック時+7/+7、1マナで好きなプロテクション付加―――。
俺は―――
俺は笑っていなかった―――。
初めて少しの小学生が倒せるクリーチャーじゃない。
巨大化を使いまくったり火力を撃ち込むにしても1マナで倒せなくなる。
しかもSは1マナ残している―――。
俺のターン。
ドロー。
土地。手札には熊。ショック。
取り敢えず山を出し、熊を召喚する。
半ば諦めである。
殴っても意味ないのでSにターンを渡す。
負けの二文字が過ぎった―――。
しかし、Sは何もしてこなかった。
不思議に思いつつ、ドロー。
ショック。
俺がショックだよ。
Sにターンを渡そうとして思い留まる。
何故Sは何もしてこなかった?
俺のライフは残り13。土地14。クリーチャー3体。
対するSのライフは10。土地8。クリーチャー2体の内1体はタイタン。
タイタンで2回殴れば死ぬ。
殴れない訳ではない、寧ろ壁を増やさないのは何でだ?
土地もあるし手札も4枚。
これは―――殴らないのではない、殴れないのか?
タイタンで殴ってしまうと自分を守れない。
そして俺のデッキは赤緑。
つまりSは俺が火力や強化呪文を持っていると考えている。
しかし、Sは8マナもあるのに何も使わなかった。
否、使えないのだ。
何故ならSの手札は多分1ターンに1枚しか出せない―――土地だ。
つまり、今俺がするべきことはちまちまクリーチャーを増やし、ショックを持っていることをばれずにライフを4まで減らす事である。
俺はターンを返す。
Sがドローする。
そのカードをそのまま場に出す。島。
やはり事故っているようだ。
そのまま俺のターン。
ドロー。
!?
これは…猛火ッッッ!!
もつれ込んだ時に使おうと1枚だけ入れていた猛火ッッッ!!
俺の土地は14、Sのライフは10!!
勝つとしても3マナ余る!!
俺は…漢だった。
14の土地を全てタップ。
カードを叩き付ける。
Sの目の前には…猛火。
Sの表情が絶望に染まる。
これが―――勝利だッッッ!!
俺が叫んだ。
その時の俺は死亡フラグなど知らなかった。
「タイコウジュモン」
は?
「それ、対抗呪文」
言っている意味が分からなかった。
Sは島を2つタップして
―――わらっていた。
カードを見る。
変な青年が座禅を組んでいる。
下―――呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
その後のデュエルは覚えていない。
一応続きます。
年齢がばれたり、特定されたりするかもしれませんがスルーで。
一番初めに買ったパックはウルザズ・サーガだった。
確かその時は未だ幼稚園位で、親に1パック買って貰ったのを覚えている。
レアは覚えていないが、目録と巻き直しと通電式キーが入っていた。
いや、通電式キーがレアだったか?
その後に三国志を買って貰い、ルールが分からずに遊んでいたが、周りにやっている奴が居なかったので一時的に止める。
この時はデッキ等も作らずどちらかと言うと集めるのに嵌っていた。
これがMTGとの出会いである。
次に出会ったのは第7版。
コロコロコミックに連載されていた「デュエル・マスターズ」が事の発端だった。
その頃の親友であったS君と金を出し合い入門セットを買った。
当時、勝舞くんに憧れていた私は迷わず赤緑の「ゴールド・プレイヤー」を選んだ。
ルールが分からず、熊が焼かれたことと、たまに生きることだけを知り、その後デュエル。
相変わらずルールが分からなかったが、復讐と大ダコが強かった。
ルールブックのように何度も熊が死んだ。使えん。
取り敢えず、その日は何度かやってお互いにルールを覚えようって事でお開きになった。
因みにその時には対抗呪文を使われなかった。
そしてお互い少し慣れ始めてデッキが60枚になった所でSが自信満々で挑んできた。
因みに俺のデッキは赤緑でマナ加速してブーンってデッキで、Sはその時プロテクションにのめり込んでいたので良く分からないプロテクションデッキだった。
…デュエル!!―――
何かその一言が格好良かったんで、叫んだ。
案の定、親に怒られた。
前半はマナ加速しつつ俺のクリーチャー軍がSを攻める。
当時、神の怒りなんて持っていなかったからSは相当大変だっただろう。
白の回復呪文を使われ後半戦にもつれ込む。
程好く溜まった土地と手札を持つS。
土地は肥沃しているが手札が枯渇している俺。
攻めるしかない俺は全てを攻撃にまわす。
立ち塞がるクリーチャー。
Sが笑う。
あれは―――避難か!!
プロテクションを付加され一方的に沈む俺のクリーチャー。
しかし、やられたのは一匹。
恐れることはない…数では俺が上回っている。
Sにターンを渡す。
Sは六つ土地をタップした―――。
Sは笑っている。
Sはプロテクションに嵌っている―――。
Sは嗤っている。
Sのデッキは白である―――。
Sは哂っている。
Sは白の伝説のピット・ファイターを出した。
Sはワラッテイル。
獅子面のタイタン、ジャレス―――6マナ4/7ブロック時+7/+7、1マナで好きなプロテクション付加―――。
俺は―――
俺は笑っていなかった―――。
初めて少しの小学生が倒せるクリーチャーじゃない。
巨大化を使いまくったり火力を撃ち込むにしても1マナで倒せなくなる。
しかもSは1マナ残している―――。
俺のターン。
ドロー。
土地。手札には熊。ショック。
取り敢えず山を出し、熊を召喚する。
半ば諦めである。
殴っても意味ないのでSにターンを渡す。
負けの二文字が過ぎった―――。
しかし、Sは何もしてこなかった。
不思議に思いつつ、ドロー。
ショック。
俺がショックだよ。
Sにターンを渡そうとして思い留まる。
何故Sは何もしてこなかった?
俺のライフは残り13。土地14。クリーチャー3体。
対するSのライフは10。土地8。クリーチャー2体の内1体はタイタン。
タイタンで2回殴れば死ぬ。
殴れない訳ではない、寧ろ壁を増やさないのは何でだ?
土地もあるし手札も4枚。
これは―――殴らないのではない、殴れないのか?
タイタンで殴ってしまうと自分を守れない。
そして俺のデッキは赤緑。
つまりSは俺が火力や強化呪文を持っていると考えている。
しかし、Sは8マナもあるのに何も使わなかった。
否、使えないのだ。
何故ならSの手札は多分1ターンに1枚しか出せない―――土地だ。
つまり、今俺がするべきことはちまちまクリーチャーを増やし、ショックを持っていることをばれずにライフを4まで減らす事である。
俺はターンを返す。
Sがドローする。
そのカードをそのまま場に出す。島。
やはり事故っているようだ。
そのまま俺のターン。
ドロー。
!?
これは…猛火ッッッ!!
もつれ込んだ時に使おうと1枚だけ入れていた猛火ッッッ!!
俺の土地は14、Sのライフは10!!
勝つとしても3マナ余る!!
俺は…漢だった。
14の土地を全てタップ。
カードを叩き付ける。
Sの目の前には…猛火。
Sの表情が絶望に染まる。
これが―――勝利だッッッ!!
俺が叫んだ。
その時の俺は死亡フラグなど知らなかった。
「タイコウジュモン」
は?
「それ、対抗呪文」
言っている意味が分からなかった。
Sは島を2つタップして
―――わらっていた。
カードを見る。
変な青年が座禅を組んでいる。
下―――呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
その後のデュエルは覚えていない。
一応続きます。
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