「はっ。はっ」

誰も居ない坂道を少女は走る。
朝急いでいる女子高生必須アイテムの食パンを咥えて。
因みに食パンは焼いていない。

「いきなり遅刻するとかありえないよ~」

何を隠そう今走っている少女、もとい花をも恥らう女子高生(略してHJK)は、
蒼井島 葵 16歳 独身 である。

「しかも、今日はクラス分けテストだし…」

響き渡る予鈴の中、少女は肩を上下させて教室に飛び込む。

「ギリギリかな…」

本当は予鈴が鳴る前に入らなければいけないが、そこは学園もの?なので。

慌てて自分の番号の席に座ると、直ぐにテスト用紙が渡された。

問1 昨日が明日の二日前である場合、明日の次の日は今日であるか昨日であるか?

「…わかんない…。次は?」

問2 氷河期の間に繁栄を極めた~中略~××のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。

―――「キイェルドー:氷の文明」

××の中に入る言葉を入れよ。
ヒント 7/6、緑のシンボルを必要とし、出た瞬間に相手はひれ伏すという。

「7/6?誕生日?全然わからないよ…」

問3 嘘はかならず我が身に戻る。受け止め方に注意しろ。

「…問題になってない…」

問4 それだけ?

「どんだけ?」

「……全然わからないよぉ…。あれ?」

葵は下に小さく書いてある文章を見つけた。

注意 このテストは解かなくても良いです。

「えぇぇぇぇ」

―完―

以下、メモ書き
ドレ子 ドレッジを使いこなすロリっ子。油断するとANTやベルチャーも使ってくる。

すちる 容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群。CTGやランドスティルを使いこなす。

びう ビートダウンをこよなく愛する。元気。

ねーちん 葵の姉。白ウィニーを使う。温和だが怒ると暗黒微笑しながらスーサイドブラック。

ぶちょー 基本は青だがさまざまなデッキを使う。眼鏡。爽やかいいんちょキャラ。

あっちゃん バーン。熱い。

くろこちゃん 黒いが根は素直。黒絡みのデッキ。あるいは、ひどいデッキ。

MTGに出会った葵が初めてのデュエルで使用するデッキは何か!?
7/6とは何か!?
葵は極楽ちょ(ry
次回、物語は遂に動き出す!!!
あおたん~第二話 びーてぃびー? ~
お楽しみに!!
―――君は、神引きをしたことがあるか?

うん。続かない☆



異常っス

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