あおたん!~第一話 くらすわけてすと ~
2010年3月31日 電波「はっ。はっ」
誰も居ない坂道を少女は走る。
朝急いでいる女子高生必須アイテムの食パンを咥えて。
因みに食パンは焼いていない。
「いきなり遅刻するとかありえないよ~」
何を隠そう今走っている少女、もとい花をも恥らう女子高生(略してHJK)は、
蒼井島 葵 16歳 独身 である。
「しかも、今日はクラス分けテストだし…」
響き渡る予鈴の中、少女は肩を上下させて教室に飛び込む。
「ギリギリかな…」
本当は予鈴が鳴る前に入らなければいけないが、そこは学園もの?なので。
慌てて自分の番号の席に座ると、直ぐにテスト用紙が渡された。
問1 昨日が明日の二日前である場合、明日の次の日は今日であるか昨日であるか?
「…わかんない…。次は?」
問2 氷河期の間に繁栄を極めた~中略~××のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
―――「キイェルドー:氷の文明」
××の中に入る言葉を入れよ。
ヒント 7/6、緑のシンボルを必要とし、出た瞬間に相手はひれ伏すという。
「7/6?誕生日?全然わからないよ…」
問3 嘘はかならず我が身に戻る。受け止め方に注意しろ。
「…問題になってない…」
問4 それだけ?
「どんだけ?」
「……全然わからないよぉ…。あれ?」
葵は下に小さく書いてある文章を見つけた。
注意 このテストは解かなくても良いです。
「えぇぇぇぇ」
―完―
以下、メモ書き
ドレ子 ドレッジを使いこなすロリっ子。油断するとANTやベルチャーも使ってくる。
すちる 容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群。CTGやランドスティルを使いこなす。
びう ビートダウンをこよなく愛する。元気。
ねーちん 葵の姉。白ウィニーを使う。温和だが怒ると暗黒微笑しながらスーサイドブラック。
ぶちょー 基本は青だがさまざまなデッキを使う。眼鏡。爽やかいいんちょキャラ。
あっちゃん バーン。熱い。
くろこちゃん 黒いが根は素直。黒絡みのデッキ。あるいは、ひどいデッキ。
MTGに出会った葵が初めてのデュエルで使用するデッキは何か!?
7/6とは何か!?
葵は極楽ちょ(ry
次回、物語は遂に動き出す!!!
あおたん~第二話 びーてぃびー? ~
お楽しみに!!
―――君は、神引きをしたことがあるか?
うん。続かない☆
異常っス
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